第9回 中古マンションの選び方(管理という視点から)
最近仕事をしているうえで、
以前より強く感じていることを記していきます。
それは、
中古マンションは「管理」が重要である
ということです。
プロからすると当たり前のことですが、
最近では内見される方からも
管理に関する質問が多くなってきています。
実際に管理状態が悪いマンションについては、
売れ残っているケースが目立ちます。
それだけ一般の方からも重要視されてきた
ということかと思います。
<悪い例>
①共用部分が汚い、暗い、臭う
②大きな亀裂やタイルの剥がれが目立つ
③管理人が機能していない
こういったマンションは管理会社発行の
報告書を確認すると、基本的に修繕積立金が
不足しているケースが多いです。
もし、立地や間取り等の条件が希望通りで、
気に入ったマンションがあったとしても
管理状態が悪い物件はお薦めしません。
長期的に見ると、「管理」という項目は、
住み心地や資産価値に大きな差がでる部分
であることは間違いないのですから。